Landgraff Dynamic OverDrive
いきなり完成写真で申し訳ないです(--;)
写真がことごとくありません。
これが完成直後の基板写真です。

このときにON-OFF-ONスイッチの調子がよくない(中点で音が出ない)、ドライブの効きが悪いということで基板のチェックです。
基板のレイアウト自体は、
「素人工作員」さんの作られた、TS系のレイアウトを使用しているんですが、パターンの写し間違いで繋がるべきところが繋がってなかったり、繋がっちゃいけないところが繋がってたり・・・。

具体的に言うと、ダイオードクリップ部が間違ってました。間違ってたのは「パターンの写し」であり、素人工作員さんの作ったパターンには何の問題も無いです。(汗

左の画像クリックで修正点が確認できます。
(赤のところ)
こういう感じに修正しました。
修正後の写真です。

この穴あけには難儀しました・・・。
オープンジャックじゃないと入らないんですよ、スイッチやら何やらが。
こんな感じです。

スイッチに関しては
・右に倒す→LED(3mm Red)のクリップ
・中点にする→ダンブルモード(ダイオードが無い状態)
・左に倒す→1N4148のクリップ

オペアンプは手持ちにあったRC4558(だったかな?)
感想:
「二度と作りたくないエフェクタ 第一位」に入るほど穴あけに難儀したエフェクタでした(苦笑)。
音は・・・回路がTS系なんですけれど、ここまで変わるのか!といったくらい違いますね。
かなり歪みます。というか少しドライブを上げただけでも歪むのはやっぱり回路図どおりというか、なんと言うか。
TS-808よりも歪んでるのは確かですね。多分Vol,Driveの両方をMAXにしたら発振しそうですが・・・。
ちょっと気になったのは、ダイオードを変えるためにスイッチを切り替えると音量も変わっちゃう事ですかね。

ただ10万の値段は相応か・・・と言われると・・・
正直、「作り手の自信」と「プロだから使える」値段として設定しているのかもしれません。てかそうかも。
現在、BOSSのSD-1をLandgraffに出来ないかと考え中。(2006/09/19)
製作終了(2006/10/06)